門前練習会

Taider2008-05-04

ちょっと日があいてしまいましたが、5/2の門前ダート練習会について書きます。
参加された皆様お疲れ様でした。  …ちなみに写真はない。

当日もちょこっと書きましたが、お約束の早着。
ただし今回は30分ほどですんだので、誤差の範囲だと思います。
下道でも最短ルートで逝くと思ったより近いですね>門前
いつもはもっと山の中をあえて走るから時間がかかってしまうのですが…今回は2時間半ほどで到着しました。

完全舗装仕様になってしまっているA035を履いてどこまでいけるかというのが今回の課題。
ちなみに、右リアはサイドウォールが裂けてチューブが飛び出してる('A`)これはヒドイ
まあ、Oはしさんから門前はタイヤがテラ減るとの事前情報をいただいてたので、
じゃあ、新品タイヤ投入するのも勿体無いなーということで、買いませんでした*1


前回門前に来た時は、前日にCAのリアハブが割れて出走不可だったので、横糊でしたが、
奥の方の林道区間と真ん中のジャンピングがかなり怖かった印象が強かった*2ので、
だいぶ抑えて1周目をスタートしました。 案の定、奥の林道区間では路面の砂利がはけてないので
手前から抑えていかないとドアンダー。 で、抑えようとブレーキを踏むとブレーキバランス問題でオーバー。
というわけで、車壊さないためにかなり抑えて走ることにしました。
テールスライドさせてサイドウォールに砂利を当てたら、またバーストするかもしれませんし…
いつもの僕のドライビングスタイルなら、もっと突っ込んで車横向けて乱暴に運転するんですが、
上記のような理由で、あまりスライドさせず、弱アンダーでステアリングで曲げるという
ストレスのたまる運転をしてみました。
というか、直線で、フルスロットルするとタイヤが空転してwwww
前向きに加速させるエネルギーが上下運動に変換されて車跳ねてます…何ぞこれwwww
ゴールすると、「元気のない走りだなー」との声を頂いてしまいましたorz
あと、「インをデッドに走りすぎ」ということで、ライン上に砂利がいっぱいでトラクションがかからない可能性があったので、
自分の行きたいライン*3よりタイヤ1.5本分くらい外側を走ることにしました。



で、以上を考慮した二本目。 路面はけてることもあって、一本目よりもスピードに乗る。
でも、アンダーが怖くてかなり抑えてしまいます。 アクセル抜くのもブレーキングポイントもかなり手前。
コーナリング速度も遅いと。 あと、轍の処理が難しいです。
自分のラインと轍の開始ポイントが違うので、どうしても轍に侵入するときに外輪を轍に当てちゃう。
というか、やっぱり走っている最中に物を考えられません、僕は。
とりあえず、考えるより体が咲きに動くようにしないといけないので、反復練習あるのみですね。*4

というわけで、いつもとはかなり違う走り方をしてるのですが、タイム的にはそこそこよいのです。
よい理由としては:

  • 車がよい(多分コレ
  • コーナー脱出時にテールスライドしてない(無駄にテールスライドしていない)
  • スピードが遅いので落ち着いているw

一方、自分としてはかなり車に依存した受動的な走り方しているのいろいろ一歩遅れてるのです。
いままでの経験的なモノとか、限界以上で走らないことによるマージン確保とかいろいろメリットはあるんですが、
車両からの情報を脳内のどこで処理してるかは知りませんけど、30[ms]〜の無駄時間があるわけで、
もっと、予測的に(随意的に)車両を制御できるようにならないとだめなんですよね。速く走るためには。
いまいち、EK9の挙動がつかめていないという意識があるので、やっぱり車両ダイナミクスが獲得できてないんでしょうね。
とまあ、計算論的最速理論(プギャ)を妄想することはあるんですが、結局、練習汁!っていう結論が出るんですよねw


何回か走ってわかった改善できるポイントとしては:

  • タイヤとブレーキバランスをちゃんとしてもっと車を信頼する
  • スピードレンジをあげる
  • 会長に指摘していただいた、アクセルコントロール*5
  • ライン取り。 オリジナルラインじゃなくて普通のラインを走れるようにするw
  • 視覚と体性感覚に頼った運転じゃなくて、予測とかちゃんと情報処理をして運転する*6


いろいろイメージトレーニングして反省した結果、タイム出すためにはEK9に逆らわないという結論が出てしまいました。
サーキットとかでよく言われる、EK9はある程度のタイム出すのは誰にでもできるけど、壁を越えるのが難しいっていうのは、
車がよすぎるって言うところにあるんでしょうね。 ドライバーのキャパシティよりも車のレベルが高いから、ある程度は許容してくれる。
逆に、レベルが高い分限界向こうに踏み込んじゃったときに発散しちゃうと。 その限界点をどこにまで伸ばせるかがチューニングでしょうが。


結果として、DC2と同じくらいのタイムが出てしまっている*7ことから、従来のドライビングスタイルが否定されたわけで、
乱暴に運転してしまう手癖を修正する必要があるわけです。 つまり、「キレちゃダメ」なんですね。
キレちゃダメなのに、(頭の)ボルトを外さないといけない。
難儀なことですよコレわwwwww


しかし、あんなタイヤでも一日持ったのにはワロタ。 タイヤに意識していたとはいえ。
予定では午前中 or 午後早い段階でタイヤがバーストして写真とビデオとる予定だったので、今回はろくにうpするものなくてサーセンwww

*1:そういうことにしといてくださいwww

*2:S13の横糊印象が強かった

*3:クリッピング

*4:ライン取りも含め

*5:アクセルを踏み始めるのが遅い。車両のヨーモーメント変化が収束する前にアクセルを添える程度に踏む。 FFのセオリーなんですが、繊細なスロットルワークができない僕には難しいです。 全開・パーシャル・全閉の3種類しかないもんスロットル開度

*6:考えて運転する

*7:タイムは絶対